悪人 / 吉田 修一
この作品の映画がテレビで放送されたのを見て、
モントリオール世界映画祭で最優秀女優賞を受賞した
ヒロインの深津絵里さんはもちろんのこと、
殺人犯を演じた妻夫木聡さん、殺される保険外交員を演じた満島ひかりさん、
殺人のきっかけを作った大学生役の岡田将生さん、
そして何と言っても殺人犯の育ての親で祖母の役を演じた樹木希林さんと
皆さんの演技が素晴らしくて、それぞれの役の雰囲気にピッタリで感動してしまったのですが、
ネットで映画についてのコメントを探してみると
原作のほうが良かったという声を目にし、それならと原作を読んでみました。

本を先に読んでいたらまた違ったのかもしれませんが、
映画を見てがっかりする作品が多い中、
個人的には、この映画は小説の世界観が充分に表現されていて
小説を読んだ後でも素晴らしいと感じました。
監督が「フラガール」を手掛けた李相日監督とのこと。
「フラガール」も素晴らしい作品だったから、監督の手腕によるところが大きいのかな?

登場人物がみんな閉塞感を抱えていて、そこがこの小説の核をなしているのでしょうが
気持ちに余裕のあるときに読まないとかなり気分が沈みます。




【2012/01/26 23:00】 | Book | トラックバック(0) | コメント(0) |
茶道教室
今日は、筒茶碗を使ったしぼり茶巾の薄茶点前をお稽古しました。
以前にも筒茶碗を使用したことはあるのですが、
名前の通り筒状で、通常の茶碗より口が小さく高さがあるので、
茶碗の持ち方や茶筅の出し入れ、茶巾での茶碗の拭き清め方が多少異なり、
柄杓でお湯を注ぐときも、こぼさないよう注意が必要になります。

しぼり茶巾ということで、茶筅通しの際に茶碗に湯をくみ、茶筅を横向きに茶碗に入れたら
茶筅を茶碗にあずけたまま、まずはしぼり茶巾をたたみかえて釜の蓋に置きなおし、
それから茶筅通しを行います。

今日は初めて平棗を使用したのですが、こちらは通常の棗と違って胴がないので、
まずは右手で取って左掌に乗せてから帛紗で清めます。
右手で持つときも、半月に持つのではなく右肩を持ちます。

今日のお菓子は黄色と黄緑色の2層になった「春の野」という和菓子で、
黄色は菜の花を、黄緑色は芽吹く緑を表現しているのだとか。
旧暦では春になるわけですが、お教室からの帰り道は雨が雪に変わっていました。
自宅に帰って外を見ると、吹雪で東京タワーが消えて見えなくなっていました。

【2012/01/23 23:00】 | School | トラックバック(0) | コメント(0) |
Bill Evans / I Will Say Goodbye
キャンペーン目当てでMaroon 5のCDとあわせて購入したBill Evans。
それほど期待していなかったのですが、正直こちらのほうが買いでした。
1980年にドラッグの乱用で亡くなる彼ですが、
1977年の録音なので晩年の作品となります。
初心者向けとなると「Waltz for Debby」なんかが取り上げられますが、
こちらのアルバムも美しくて切なくて、また一味違ったBill Evansでオススメです。
「Waltz for Debby」や「Portrait in Jazz」でわかった気になっていましたが、
もっと掘り下げていろいろ聴いてみたいかもと思わせてくれる1枚でした。



【2012/01/22 23:58】 | Music | トラックバック(0) | コメント(0) |
Maroon 5 / Hands All Over
昨年発売されたMaroon 5のアルバム。
Track1の「Misery」がシングルカットされた際に、ボーカルのAdamが
交際中のロシア人スーパーモデルと共演するミュージックビデオも話題になり
おぉっと思っていたのですが、購入がすっかり遅くなりました。
このビデオ、殴る蹴るは当たり前、車で轢き殺されそうになったり
バズーカ砲を打ちこまれたりと彼女に滅多打ちにされるAdamが面白いのですが、
YouTubeで改めてよく見てみたら、繋ぎが甘くてちょっと冷めてしまいました。
まぁ、プロモーションビデオに映画のようなリアリティを求めるほうが無理か。

現在ヒット中で、Christina Aguileraをフューチャーした
Track13「Moves Like Jagger」では、
Mick Jaggerの動きにインスパイアされた曲というのもあって
ミュージックビデオにご本人が出演。
Track14「Crazy Little Thing Called Love」ではQueenをカバーしています。



【2012/01/22 22:32】 | Music | トラックバック(0) | コメント(0) |
花の生涯 / 舟橋 聖一
京都の金福寺を訪れた際に「村山たか女縁の寺」となっていたのですが、
村山たか女って誰?有名な人?と興味をひかれてこの本を読んでみました。
NHK大河ドラマの第1弾として取り上げられた小説だそうですね。
昔過ぎて映像は残っていないそうですが。

村山たか女は、井伊直弼に仕える長野主膳とともに
京都にいる尊王攘夷派の情報を江戸に送るスパイとして
安政の大獄に大きく加担した人物だそう。
井伊直弼とは、彼がまだ彦根で部屋住みをしている時代に
三味線の師匠として知り合い深い仲になるも、
直弼は、たか女が師弟関係を結んだ国学者の長野主膳の愛人ということで身を引く。
しかし、その後兄の死を受けて彦根藩主となり、江戸で大老となっても
たか女のことが気になる直弼。

一方、長野主膳との愛人関係は続くも、仕事に没頭してつれない主膳への当てつけで
言い寄られていた金閣寺の寺侍、多田一郎と結婚するたか女だったが、
満足できない彼女は多田のもとから逃げ出し、主膳のところへと戻ってくる。
妻を取り返そうと執拗にたか女を探し出そうとする多田。
たか女は男性を惑わす魅惑的な女性として描かれているのですが、
これだと大河ドラマというよりお昼のメロドラマ?

井伊直弼って強面のオジサンなイメージがありますが、
部屋住み時代は歌を詠んだり茶の湯に通じたりと意外にも文化人だったそう。
一生部屋住みで終わるはずだったのに、彦根藩主になり、大老にまでなって
政治の表舞台へと出ていくわけですから、人生わからないものです。



【2012/01/19 22:01】 | Book | トラックバック(0) | コメント(0) |
| ホーム | 次のページ
金融機関のマーケティング部門で働くOL日記


FC2カウンター

カレンダー

12 | 2012/01 | 02
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

ブロとも一覧

ファイン通信

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

プロフィール

Author:Smart Beauty
FC2ブログへようこそ!

最近の記事

月別アーカイブ

カテゴリー