毎週月曜日午後10時から東京テレビで放送されている「カンブリア宮殿」。
インタビュアーを村上龍と小池栄子が務め、経営者たちをゲストに迎えて
成功した企業・経営者の戦略と方法論を紹介する番組だが、当番組が書籍化されている。
現在Part2も発行されているようだが、Part1にはトヨタ自動車の張富士夫氏や
日本マクドナルドの原田泳幸氏、京セラの稲盛和夫氏などの回がおさめられている。
地道な改良やコストダウンをやっていくことで、新しい知恵が出てきたり、イノベーティブな仕事になっていったりするのではないでしょうか。いつもホームランを狙うような感覚では、ヒットは生まれないのではないかと私は思うのです。
これだけものが豊かな時代になりましたから、我々に関する商品で「どんなものが欲しいですか」とお客さまに聞いても、「これだ」という答えはまず返ってこないんです。ですから我々にとっては、お客さまが意識していないような、まさに潜在ニーズをどう掴み取るかが大切になってきます。そのためには、それこそ好奇心を持って世の中の動きや人々の生活を見ていくしかないんじゃないか、と思います。
(花王取締役会会長 後藤卓也氏)
女性同士は言葉だけじゃなくて、その場の雰囲気やイメージやオーラ、空気感で通じあうものなんですよ。その能力が男性には欠けているような気がするんです。ある方もいるとは思いますが、その足りない部分を、キーワードだったり、目に見える表やグラフで、補っているような気がするんです。
(ピーチ・ジョン社長 野口美佳氏)
どうしても新商品というのは、機能を重視しがちです。ただ、たとえば、ビデオカメラだったら、どんなに精度が上がっても撮るという行為は全然変わりません。そうしたらもっとビデオカメラのよさを伝えていかないといけない。
たとえばお子さんを撮るために、ビデオカメラを買う。子供さんが二十歳になった時に、そのビデオを見て「こんなにちいちゃかったんだよ」と言いますよね。でもその二十歳のお子さんから見れば、お父さん、お母さんが若いときの映像があれば「あ、お父さんお母さん、こんなに若かったの」となります。ビデオというのは、お父さんやお母さんが一緒に映らないといけない商品だと思うんです。それを私たちはもっと伝えていく。当たり前のことだけど、それを伝えていくのが大事だと思うんです。
(ジャパネットたかた代表取締役 高田明氏)